【10月21日 AFP】英国で20日、バイクに乗って時速208キロで走る姿やウイリーなどの危険走行行為をインターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」に投稿していた男が、12週の実刑判決を受けた。

 この男は、老人介護士のSandor Ferenci被告(28)。同被告は英中部オックスフォード(Oxford)近郊で、ヤマハ発動機(Yamaha Motor)のバイクYZF-R6に乗り、道路を逆走したり、ウイリーやスキッドなどさまざまな技を披露してという。

 検察当局によると、この様子を目撃していた別のライダーが、ナンバーを控え警察に通報した。

 同被告は、警察官が自宅に来て事情を聞こうとした際、「ユーチューブの件?」と聞き返したという。警察側は、当時の模様がユーチューブに投稿されていることは知らなかった。

 判事は公判で、Ferenci被告は自分自身とほかの道路使用者の双方に危険をもたらしたと述べた上で、「こうした運転で捕まった場合は、重大な結果となる」ことを示すため、12週の実刑判決を言い渡した。(c)AFP