【10月21日 AFP】1981年の米ロサンゼルス(Los Angeles)銃撃事件で逮捕された三浦和義(Kazuyoshi Miura)元会社社長(61、日本では無罪確定)が、移送先のロスで自殺したとされる問題で、ロス市警は20日、三浦元社長が殺害されたことを示す証拠はないとし、自殺だったとする見解をあらためて示した。

 三浦元社長の弁護側が死因に不審な点があると指摘していることについて、ロス市警のマーク・ペレス(Mark Perez)副本部長は記者団に対し、「犯罪行為を示す証拠はなく、自殺とみられる」と語った。

 三浦元社長の弁護人のマーク・ゲラゴス(Mark Geragos)氏は、死因に疑問を呈し、独自に雇った病理学者に元社長の遺体の調査を依頼していた。

 複数のメディアは前週末、この病理学者の話として、三浦元社長の遺体には首を絞められたような痕跡や殴打されたような傷があったと報じている。(c)AFP