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韓国・ソウル(Seoul)南部の水原(Suweon)で開かれた初公判に出廷する北朝鮮の女工作員元正花(ウォン・ジョンファ、Won Jeong-Hwa)被告(右、2008年9月10日撮影)。(c)AFP/DONG-A ILBO
【10月15日 AFP】韓国・ソウル(Seoul)南部の水原(Suweon)市の裁判所は15日、脱北者を装って韓国に入り、軍将校らと性的関係をもつなどしてスパイ活動を行っていた北朝鮮の女子工作員、元正花(ウォン・ジョンファ、Won Jeong-Hwa)被告(35)に対し、禁固5年を言い渡した。
元被告は、これまでの公判で自分の役割について自供し、深い反省も示していた。深緑色の囚人服を着て、髪の毛を後ろに1つに束ねた姿で出廷した被告は、判決が言い渡されると表情を険しくしたが落ち着いていた。
裁判所は、あらゆる証拠を考慮した結果、被告はすべての罪で有罪と判断されたと述べた。
元被告は性的関係を利用して将校や情報員に近づき、脱北者を装って長い間スパイ活動を行った。韓国軍の主要施設の情報を入手し、それを中国にいる北朝鮮工作員に渡していた。
また、1999年に韓国人ビジネスマンが中国で誘拐され北朝鮮に連れ去られた事件にも関与し、韓国への脱北者としては最高の地位にある黄長燁(ファン・ジャンヨプ、Hwang Jang-Yop)元北朝鮮労働党秘書の居所を特定しようともしていた。黄氏は1997年に脱北し、現在は暗殺を防ぐため警察の保護下に置かれている。
裁判所は一方で、元被告が捜査に協力的で、深く反省しており、「転向書」にも署名して韓国への忠誠も示していることを情状酌量した。(c)AFP/Park Chan-Kyong
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