【9月15日 AFP】北京五輪の男子マラソン金メダリスト、ケニアのサムエル・ワンジル(Samuel Wanjiru)選手宅に13日、なたと銃で武装した強盗団が押し入った。

 地元警察によると、同国のニャフルル(Nyahururu)にある同選手宅に7人の強盗が押し入り、五輪の報奨金を出せと脅した。当時ワンジル選手と家族が在宅しており、「カネはない」と答えると、強盗団は30分ほど物色したあと立ち去った。負傷者はいないもよう。警察は犯人たちの行方を追っている。

 ケニア政府は、北京五輪の金メダリストに約3万ドル(約320万円)の報奨金を約束している。だが、海外でのレースにおける優勝賞金の大半は、これよりも高額だ。(c)AFP