【9月15日 AFP】オーストリア東部Schmiedraitの森で12日夜、狩猟者が停めてあった車を野生のイノシシと勘違いして発砲する騒ぎがあった。オーストリア通信(APA)が伝えた。

 67歳の狩猟者は、車が停められていた場所から80メートルほど離れたハイタワー(狩猟用のやぐら)でうたた寝をしていた。目覚めたときに、この車がイノシシだと思い込んでとっさに発砲した。標的にされた車の19歳の運転手とその兄弟は車のそばにいたが、無事だった。

 この運転手は、森の横の道路を走っていたときに車のエンジンが故障したため、森の中に車を寄せていたという。

 狩猟者からはアルコールは検出されなかったが、傷害未遂容疑で出頭命令が出る予定だ。(c)AFP