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カラジッチ被告、旧ユーゴ国際戦犯法廷で罪状認否を拒否

  • 2008年08月30日 02:41 発信地:ハーグ/オランダ
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オランダ・ハーグ(Hague)の国連旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(International Criminal Tribunal for the former Yugoslavia、ICTY)に出廷した、ラドバン・カラジッチ(Radovan Karadzic)被告(2008年8月29日撮影)。(c)AFP/ANP/VALERIE KUYPERS

【8月30日 AFP】オランダ・ハーグ(Hague)の国連(UN)の旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(International Criminal Tribunal for the former YugoslaviaICTY)は29日、ボスニア紛争時の人道に対する罪などに問われているセルビア人勢力指導者、ラドバン・カラジッチ(Radovan Karadzic)被告(63)に対する罪状認否手続を行った。カラジッチ被告は答弁を拒否した。

 起訴から実に13年が過ぎた7月21日に逮捕されたカラジッチ被告は、7月31日の初出廷の後、再びICTYに姿を見せた。

 カラジッチ被告は44か月に及んだサラエボ(Sarajevo)の包囲や、ボスニアのムスリム数千人が殺害された1995年7月のスレブレニツァ(Srebrenica)の虐殺などに関して、ジェノサイド、戦争犯罪、人道に対する罪などに問われている。

 カラジッチ被告は、「本法廷は国際社会を代表するとされているが、実際には北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty OrganisationNATO)の法廷だ」と述べ、NATOは同被告を裁く権利がないと主張し、罪状認否の答弁を拒否した。

 これを受けイアン・ボノミー(Iain Bonomy)裁判長は規定に従い、カラジッチ被告が無罪の答弁をしたと認定した。これに対しカラジッチ被告は「その言葉(「無罪」)は、裁判の初めではなく終わりに聞きたいものだ」と皮肉を口にした。

 同日、法廷には被告側弁護士は現れなかったが、カラジッチ被告は判事らに対し、来月行われるとみられる検察側の起訴状の修正の際までに「わが同僚のチーム」を組織するつもりだと述べた。

 実質的な審理が始まるまでには数か月かかるとみられている。(c)AFP
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