南アフリカPhalaborwaの裁判所で、被告席についたマーク・スコットクロスリー(Mark Scott-Crossley)被告(2005年9月30日撮影)。(c)AFP
【8月21日 AFP】南アフリカで、黒人の元従業員を殴打しライオンに食べさせて殺害したとして終身刑判決を受け、のちに事後従犯で禁固5年に減刑されて服役していた白人農園主が21日、刑期の3分の2を終えて仮釈放される。弁護士が20日明らかにした。
北部リンポポ(Limpopo)州出身のマーク・スコットクロスリー(Mark Scott-Crossley)受刑者は、2004年に元従業員のネルソン・チサレ(Nelson Chisale)さんを殴打し、ライオンのおりに投げ込んで殺害したとして、翌05年に終身刑を言い渡された。共に罪に問われたSimon Mathebula受刑者は、殺人罪で禁固15年の判決を受けた。
しかし最高裁は07年、高裁判決ではチサレさんがおりに投げ込まれた際に生きていたかどうかが立証されていないとして、スコットクロスリー被告(当時)を殺人の事後従犯で禁固5年に減刑した。
94年まで続いた白人支配による人種差別の古傷を開いた同事件は、数か月にわたって新聞の紙面をにぎわせ、スコットクロスリー被告はメディアから「ライオン殺人者(lion killer)」と呼ばれた。ライオンのおりに残っていたのは被害者の頭がい骨、指1本、足の一部、血まみれの衣服だけだったという。(c)AFP
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