【8月18日 AFP】南極海で航行中の日本の調査捕鯨船が前年2月、米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)」の活動家による妨害を受けた問題で、警視庁は18日、威力業務妨害容疑で同団体メンバー3人の逮捕状を請求した。

 時事通信によると、3人は「シー・シェパード」メンバーの米国人2人(41、30)と英国人1人(28)で、警視庁は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて3人を国際手配する方針。

 町村信孝(Nobutaka Machimura)官房長官は、逮捕状の請求は当然との見方を示し、「(捕鯨活動に対して)いかなる主張があるにしても、関係者がけがをしたり生命の危険を脅かされるような事態は許されるべきではない」と語った。(c)AFP