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自殺した米研究者、炭疽菌事件の指紋とDNA一致

  • 2008年08月05日 17:45 発信地:ワシントンD.C./米国
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米軍が公開した、政府系の生物兵器研究所で炭疽菌関連の研究を行っていたブルース・イビンズ(Bruce Ivins)博士の写真(2003年撮影)。(c)AFP/US ARMY

【8月5日 AFP】2001年に米国で炭疽(たんそ)菌入りの郵便物が政府関係者や記者らに送りつけられた事件で、起訴を目前に自殺した研究者のDNAが、炭疽菌事件の事件で採取していた指紋のものと一致した。米NBC Newsが4日、報じた。

 自殺したのは、メリーランド(Maryland)州フォート・デトリック(Fort Detrick)にある米政府の生物兵器研究所で炭疽菌関連の研究を行っていたブルース・イビンズ(Bruce Ivins)博士(死亡当時62)。

 米連邦捜査局(FBI)による最新科学技術を用いた調査の結果、事件で送りつけられた郵便物の指紋と、イビンズ氏の研究室にある炭疽菌入りのフラスコから採取した指紋のDNAとが一致した。

 ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙が匿名情報として伝えたところによると、イビンズ氏の他にも10人あまりが該当するフラスコに触れた可能性があるとしている。

 一方、炭疽菌事件でメリーランド州内の3か所の郵便局から発送された封筒のうちの1通は、イビンズ氏が偽名で借りていた私書箱からのものだったという。また、事件当時、イビンズ氏が研究所で長時間、残業をしていた事実も指摘している。

 NBC Newsによると、米法務省は4日中にも事件について公表する見通しだ。炭疽菌事件では5人が犠牲となっている。(c)AFP

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