【8月4日 AFP】(一部更新)ロンドン(London)高等法院(High Court of Justice)で行われていた「スター・ウォーズ(Star Wars)」をめぐる法廷での戦いが、今後も続くことが31日に決定した。

 この裁判は、「スター・ウォーズ」シリーズ監督ジョージ・ルーカス(George Lucas)の映画制作会社ルーカスフィルム(Lucasfilm)が、ストームトルーパーのデザインを担当したアンドリュー・アインズワース(Andrew Ainsworth)被告を著作権侵害で訴えているもの。アインズワース被告は、同キャラクターのコスチュームのレプリカを最高1800ポンド(約38万円)で販売しており、これが著作権侵害にあたるとルーカスフィルム側は訴えている。

 4月に始まった裁判は31日に、ジョージ・マン(George Mann)判事が判断を下して終了するとみられていた。ところが判事は双方に対し、判事の判断について控訴の余地を残すため、さらに審理を継続すると決定した。

 判事は、被告が米国内で著作権を侵害したというルーカスフィルム側の訴えは認めたが、ストームトルーパーの衣装のレプリカ販売については差し止め請求を棄却。一方、アインズワース被告の著作権所有の主張は退けている。(c)AFP