【7月24日 AFP】オーストラリア・メルボルン(Melbourne)で24日朝、火災に見舞われた住宅でペットのウサギが飼い主夫婦の命を救う「手柄」を立てた。市消防当局者が明らかにした。

 このウサギは、その名も「ラビット」。夫婦が寝室にいた早朝、突然ドアをひっかき始めたため、不審に思った夫が調べたところ、自宅裏手から出火していた。

 その時点ですでに煙が家中に回っており、ラビットが「救出」しなければ夫婦は大やけどを負っていた可能性があったという。

 消防当局者は、「ウサギのお手柄だ」とラビットを称賛。火災は消防士4人が出動し鎮火した。住宅は大きな損害を被ったが、ウサギと飼い主夫婦にけがはなかった。(c)AFP