コロンビアの首都ボゴダ(Bogota)で、国防省が公開した左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)から救出されたフランス系コロンビア人政治家のイングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)氏の映像(中央、2008年7月4日撮影)。(c)AFP/MAURICIO DUENAS
【7月22日 AFP】左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」の人質となっていたフランス系コロンビア人政治家イングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)氏らの救出劇に、イスラエルの対外特務機関モサド(Mossad)が関わっていたと、20日のスペインのバンガルディア(Vanguardia)紙が報じた。
同紙は、イスラエル諜報筋の情報として、ベタンクール氏の救出は、モサドと米仏諜報機関が合同で1年以上前から計画していたものだったと伝えた。
バンガルディア紙のテルアビブ(Tel Aviv)特派員によると、モサドは互いに面識のない工作員2人をFARCに潜入させた。2人は組織の行動を指図するほど、FARCメンバーの中に完全にとけ込んだという。
これに加え、イスラエルと米国は無人偵察機を送り、ベタンクール氏らが捕らえられていたFARCの隠れ家の特定に成功したという。
ベタンクール氏救出への各国の関与について、同紙は、フランスはベタンクール氏がフランス国籍を有すること、米国はベタンクール氏とともに米国人人質3人を救出すること、そしてイスラエルは米国およびコロンビアとの良好な関係を維持したいとした、三者三様の動機を報じている。
長年にわたってFARCに拘束されていたベタンクール氏や米国人3人を含む人質15人は2日、コロンビア軍特殊部隊により解放された。(c)AFP
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