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アンデルセンの墓に落書き、怒れる若者たちの報復か

  • 2008年07月03日 18:16 発信地:コペンハーゲン/デンマーク
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デンマークのコペンハーゲン港で、赤いペンキがかけられた人魚姫の像(1973年撮影)。(c)AFP/MINI WOLFF

【7月3日 AFP】デンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)の墓地にある童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)の墓など、複数の墓石に落書きがされているのが見つかった。現地警察が2日明らかにした。

 警察によると、落書きは1日の夜間に書かれたとみられる。アンデルセンの墓は、若者たちが不法占拠していた「若者の家(Ungdomshuset)」が前年取り壊されたことへの抗議メッセージで埋め尽くされているという。

 警察は前年3月、若者たちが25年間不法占拠してきた「若者の家」から若者たちを強制退去させたうえで取り壊した。これを機に、コペンハーゲンでは若者たちの暴動が発生した。

 また同市は最近、この墓地を囲む壁の落書きを消す作業を行った。落書きはそれへの報復行為だろうと警察はみている。複数の墓に「おまえたちがわれわれの壁を奪うというのなら、われわれはおまえたちの墓を奪う」という落書きもあったという。

 墓地には、1922年にノーベル物理賞を受賞したニールス・ボーア(Niels Bohr、1885-1962)も眠っているが、彼の墓も落書きされていた。

 アンデルセンの墓の墓石はもろい砂岩でできているために、落書きを完全に消すのは極めて難しいという。

 なお、コペンハーゲン港にある、アンデルセンのおとぎ話「人魚姫(Little Mermaid)」にちなんだ「人魚姫の像」は、しばしば破壊行為の犠牲となってきた。過去40年間で、首の切断は2回、右腕の切断が1回、ペンキをかけられたことは複数回にのぼる。(c)AFP

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