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インドの闇診療所で違法な臓器売買のギリシャ人女を拘留

  • 2008年07月01日 11:00 発信地:アテネ/ギリシャ
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インドのグルガオン(Gurgaon)で、腎臓の片方を売るために摘出後、病院のベッドに横たわる男性(2008年1月29日撮影)。(c)AFP/Manan VATSYAYANA

【7月1日 AFP】インドの闇診療所で西洋人相手に違法な腎臓移植を仲介していたとされるギリシャ人の女が、30日に拘留された。司法筋が明らかにした。

 被疑者の氏名などは公表されていないが、ギリシャの首都アテネ(Athens)で洋品店を営む女性だという。臓器売買、マネーロンダリングの容疑のほか、術後の合併症によりギリシャ人少なくとも10人が死亡していることから、計画殺人の容疑もかけられている。

 事件にかかわったとされる女の姉妹と腎臓医は、前週に逮捕後、条件付きで釈放された。

 インド警察は今年1月、過去10年間で西洋人への違法な腎臓移植が500件以上行われたとされるニューデリー(New Delhi)郊外の複数の病院や住居を家宅捜索した。これを受けて、ギリシャ警察も捜査に着手していた。

 ギリシャ警察によると、ギリシャ人の患者は、手術代として最低でも4万ユーロ(約670万円)、宿泊費や手続きを迅速に進めるための手数料として1万ユーロ(約170万円)を支払わされていた。多くの患者は移植後に感染症を患い、ギリシャの病院で治療を受けるために即座に帰国したという。

 また、臓器移植を受けた人数については、亡くなった患者の遺族しか名乗りでないこともあり、正確には把握できていない。ギリシャ人だけでも少なくとも46人にのぼると、警察は見ている。

 また、インド人の臓器提供者への報酬は1500から2000ユーロ(約25万から33万円)で、なかには脅されて摘出を強要された提供者もいるという。

 なお、容疑者3人の口座には、臓器売買で荒稼ぎしたと思われる22万5000ユーロ(約3800万円)の預金があったという。(c)AFP
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