【6月26日 AFP】米最高裁は25日、児童への性的暴行に対する死刑判決の是非が争われた裁判で、死刑は殺人罪にのみ適用されるべきだとして違憲との判断を下した。
米最高裁の判事9人中5人が、米国憲法では殺人罪以外での死刑を禁止しているとの判断を支持した。
米最高裁は判決文の中で、たとえ性的暴行が残虐なものであっても、死刑が適用されるべき条件を無視して死刑を適用することは独断になるとした。
今回の事件は、ルイジアナ(Louisiana)州で恋人の娘(当時8歳)に性的暴行をしたとして、2003年に死刑判決を受けていたパトリック・ケネディ(Patrick Kennedy)被告(43)が、最高裁に上告したもの。
ここ数年、米国の多くの州では、児童への性的暴行に対する刑罰が強化されており、最大で禁固25年の刑罰が定められている。また、5州では児童への性的暴行に対して死刑の適用を認めている。死刑判決が下されるのは、多くの州で再犯者に限られている。(c)AFP/Fanny Carrier
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