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猿橋NOVA元社長、業務上横領容疑で逮捕

  • 2008年06月24日 21:18 発信地:東京
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英会話学校「NOVA」の猿橋望(Nozomu Sahashi)社長(当時、2004年5月26日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA

【6月24日 AFP】英会話学校「NOVA」(破産手続き中)の社員積立金を流用したとして、大阪府警は24日、業務上横領の疑いで元社長猿橋望(Nozomu Sahashi)容疑者(56)を逮捕した。 

 前年まで受講生数十万人を抱え、業界最大手だった英会話学校の経営破たん劇は、創立者の逮捕という事態に至った。

 時事通信によると、猿橋容疑者らは前年、NOVA社員の互助組織「社友会」が給与の天引きから集めた積立金約3億2000万円を、無断で横領した疑いがもたれている。

 猿橋容疑者は、積立金を使ったことは認めているものの、それを契約解除した受講生への授業料返還にあてたことに問題はないとの考えを明らかにしていた。

 前日朝の声明で猿橋容疑者は、「私は会社の資金を一円たりとも私的に流用したことはない。このお金も会社のために使ったものであるということだけは、社員に知っておいてもらいたい」などと弁明した。

 NOVAの崩壊は07年、契約解除した受講生への返金措置などが特定商取引法違反と認定され、経済産業省が一部業務停止を命じたところから始まった。一連の問題で、レッスンをキャンセルする受講生が急増し、NOVAは破産保護法を申請する事態に追い込まれた。
 
 猿橋容疑者がNOVAを創立したのは1981年。日本の語学学習熱に乗じ全国展開、都市部のいたるところで青と黄色のNOVAの看板が見られるまでに拡大した。

 崩壊前には受講生40万人といわれ、また従業員6000人中4500人は外国人従業員で、講師の多くは数年滞在する予定で各国から来日した若者たちだった。NOVA倒産後には、世界で最も生活費の高い日本で失業した講師らが「レッスン・フォー・フード」と銘打ち、食事と引き換えに授業を継続する動きもみられた。

 各地のNOVAの教室の多くは、学習塾、飲食チェーンなどを展開するジー・コミュニケーション(G.communication、名古屋市)に引き継がれた。(c)AFP
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