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陪審員が裁判中に「数独」 オーストラリア

  • 2008年06月12日 00:10 発信地:シドニー/オーストラリア
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フランス西部カーン(Caen)で、パズル「数独(Sudoku)」に興じる人(2006年2月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/MYCHELE DANIAU

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【6月12日 AFP】オーストラリアで3か月にわたって続いていた麻薬犯罪の裁判で、陪審員らが以前から退屈しのぎにパズルの「数独(Sudoku)」をしていたことを認めたため、同裁判の裁判長は10日、裁判の中止を決めた。

 シドニー(Sydney)地方裁判所のピーター・ザフラ(Peter Zahra)裁判長は10日、女性の陪審員長を含む5人が、審問開始の2週目以降、裁判中に人気の数字パズルゲームをしていたことを認めたため、裁判の中止を決定した。

 同裁判では、これまでに訴訟費用で100万豪ドル(約1億円)以上が費やされ、目撃者105人あまりが証言をしていたが、陪審員長は、「熱中していられるから」その間ずっとパズルをしていたという。

 陪審員長は、「証言の中には退屈なものもあり、常に集中しているのは難しかった。(パズルは)訴訟の邪魔にはならなかった」と話した。

 覚せい剤を販売用に大量に製造したとして終身刑に問われている被告人の1人が、裁判中に陪審員長がパズルを完成させているところを目撃した。

 弁護士らは、陪審員たちがペンを動かしているのは、何かのメモをとっているのだろうと信じて疑わなかったという。

 被告人の1人の弁護を担当するRobyn Hakelis弁護士は、オーストラリア放送協会(ABC)の取材に対し、「非常に熱心な陪審員たちだと思っていた」と話した。

「裁判長も、素晴らしい陪審員だと何度もほめていた。大量にメモをとっている様子などを評価していた。実際に何をしていたのか知った今となっては、非常に腹立たしい」(Hakelis弁護士)

 数独で遊んでいた陪審員らは処罰されないが、数週間以内に新たな陪審員と総入れ替えが行われる。(c)AFP

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