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「大量殺人」警告する電子メールでメキシコ北部の街に緊張

  • 2008年05月27日 12:36 発信地:シウダーフアレス/メキシコ
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メキシコのシウダーフアレス(Ciudad Juarez)をパトロールするメキシコ陸軍の兵士(2008年3月28日撮影)。(c)AFP/Alfredo ESTRELLA

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【5月27日 AFP】麻薬がらみの暴力事件が頻発しているメキシコ北部の米国との国境の街シウダーフアレス(Ciudad Juarez)で、「大量殺人」を警告する電子メールが住民の間で出回り、軍が展開する事態となっている。

 米テキサス(Texas)州エルパソ(El Paso)と国境を接している、人口140万人のシウダーフアレスでは、店舗やバー、レストランは店を閉め、物々しい雰囲気に包まれた。匿名の電子メールには、「シウダーフアレスの歴史上、最も血なまぐさい暴力的な週末になる」と書かれており、地元当局も事態を重くみている。

 シウダーフアレスでは、今年に入って警察官や麻薬組織の構成員など約400人が殺害されるなど殺人事件が急増している。前週末だけで警察官2人が射殺されるなど少なくとも20人が死亡している。

 軍は3月からシウダーフアレスでパトロールを行っているがあまり効果はなく、毎週末に平均で25件の殺人が発生している。「大量殺人」を警告する電子メールによって緊張は最高潮に達している。

 この電子メールの真偽は不明だが、在メキシコ米大使館は米国民に対し、電子メールは「潜在的な脅威」を示すもので、シウダーフアレスでは公共の場やナイトスポット、大通りなどを避けるよう注意を促した。

 また、住民は外出を控えており、エルパソに通じる橋を自動車で渡るのに通常は1時間以上かかるが、この週末は5分もかからなかったという。(c)AFP

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