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「呪いをかけた」と11人焼き殺される、ケニア西部の村

  • 2008年05月22日 12:06 発信地:ニャケオ/ケニア
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ケニア西部のニャケオ(Nyakeo)村で、呪術を行ったとして少なくとも11人が焼き殺されたとされる現場の家をのぞき見る住民(2008年5月21日撮影)。(c)AFP

【5月22日 AFP】ケニア西部のニャケオ(Nyakeo)村で20日、「呪術」を行ったとして少なくとも11人が集団暴行を受けた上に焼き殺されるという事件が発生した。警察が21日発表した。

 警察がこれまでに確認した遺体は女性8人、男性3人で、うち10人は70-90歳の高齢者。50戸が放火されて15人が焼き殺されたとの証言もあるという。

 警察によると、この村では呪いのリストが見つかったとして20日朝、緊急の集会が開かれた。リストは呪いをかけた相手の名前を羅列したもので、死亡した者の氏名の横には印が付けられていたという。村人の話では、殺された11人のうち5人が呪術を行ったことを「告白」し、許しを請うたとされる。

 ニャケオ村を管轄するニャマイヤ(Nyamaiya)地区の首長は、「受け入れがたい事件だ。疑わしいというだけでリンチを加えてはならない。殺人者は必ずつかまえる」と語った。

 警察は、報復行為を防ぐために村内のパトロールを行っている。

 キシイ(Kisii)人が多く住む同地区は、「ケニアの呪術帯」とも呼ばれ、呪術を行ったことが疑われる女性への襲撃が後を絶たない。そして、そうした襲撃を行う自警組織や集団暴行の摘発は進んでいない。 

 隣国タンザニアでは、「アルビノの身体の一部を使って呪術の儀式を行うと金持ちになれる」との迷信から、色素を持たずに生まれるアルビノが殺害され指や性器が切り取られる事件が続出しており、ジャカヤ・ムリショ・キクウェテ(Jakaya Mrisho Kikwete)大統領がアルビノを保護する施策を打ち出している。(c)AFP
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