ソマリア沖で、海賊から解放され、スペインのフリゲート艦メンデス・ニュネス(Mendez Nunez)に護衛され航行する漁船プラヤデバキオ(Playa de Bakio)(左、2008年4月27日撮影)。(c)AFP/SPANISH DEFENSE MINISTRY/J. CARLOS FERRERA MARTINEZ
【4月27日 AFP】ソマリア沖で20日に海賊に乗っ取られたスペインのマグロ漁船「プラヤデバキオ(Playa de Bakio)」号が26日に解放された。海員援助計画(Seafarers Assistance Programme)が27日発表した。
海員援助計画ケニア支部のAndrew Mwangura氏によれば、漁船は海賊の攻撃による銃撃と略奪で深刻な損傷を受けているという。プラヤデバキオ号は現在、スペインのフリゲート艦に護衛されてセーシェルへ向け航行中で、29日に同国のビクトリア(Victoria)港に入る予定。また、解放に当たって約120万ドル(約1億2500万円)の身代金が支払われたとしている。
スペインのメディアは26日、海賊側は身代金100万ユーロ(約1億6000万円)を要求し、ロンドン(London)市内のホテルで交渉が行われたと報じた。それに対し、スペイン政府は誘拐犯との「公式な接触は無い」と発表していた。
27日の海員援助計画の発表を受けスペイン政府は同日、あらためて身代金の支払いを否定したが、バスク地方北部の船主と海賊との直接交渉については「わからない」とした。
ソマリア沖でマグロ漁を行っていたプラヤデバキオ号は20日、武装した海賊によって乗員ごと乗っ取られた。スペイン政府は、紅海(Red Sea)にいたフリゲート艦メンデス・ニュネス(Mendez Nunez)をソマリア沖に、偵察のための航空機をソマリアの隣国ジブチのフランス軍基地にそれぞれ派遣していた。(c)AFP
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