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カストロ政権下で不法死亡の男性遺族に慰謝料257億円、米陪審

  • 2008年04月07日 03:05 発信地:マイアミ/米国
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キューバの首都ハバナ(Havana)の革命広場(Revolution Square)に掲揚されている国旗(2008年2月8日撮影)。(c)AFP/ADALBERTO ROQUE

【4月7日 AFP】米フロリダ(Florida)州マイアミデード(Miami-Dade)地裁の陪審は4日、キューバ政府に対し、フィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長の政権下で投獄され死亡した男性の子どもに、慰謝料として2億5300万ドル(約257億円)の支払いを命じる評決を下した。キューバ政府に対するものとしては過去最高額となる。地元紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)が5日、報じた。

 同紙によると、キューバ系米国人男性のRafael Del Pino Sieroさんは、ハバナ大学(University of Havana)でカストロ前議長と友人だったが、その後、カストロ前議長が共産主義者だと疑いを持ち絶縁した。

 カストロ前議長は1959年1月1日、首相(当時)に就任したが、同年7月、Del Pino Sieroさんはキューバ人のマイアミへの逃亡を手助けしようとした際に拘束され、投獄されたまま18年後に、子ども2人を残して51歳で死亡した。

 キューバ政府はDel Pino Sieroさんは自殺したとの主張を続けていたが、検察側は同政府がDel Pino Sieroさんの死に関与していると主張。陪審は不法死亡と判断し、キューバ政府に対し、慰謝料の支払いを命じる評決を下した。

 ただし、米国で凍結されているキューバ政府の口座は残高が少なく、また米国とキューバには正式な国交がないため、実際に支払いが行われる見通しはない。(c)AFP

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