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ソマリア沖で仏帆船乗っ取り、乗員30人が人質に

  • 2008年04月06日 05:11 発信地:モガディシオ/ソマリア
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2008年4月4日、ソマリア沖で海賊に乗っ取られたとされる、仏海上運送グループCMA-CGMが公開した豪華帆船「ポナン(Ponant)」。(c)AFP

【4月6日 AFP】インド洋のソマリアとイエメンの国境付近でフランスの豪華帆船が4日、アデン湾(Gulf of Aden)で海賊に乗っ取られ、乗組員30人が人質になった。海賊は5日現在、ソマリア北東部プントランド(Puntland)沖の拠点に向かっているとみられる。地元当局が明らかにした。

 乗っ取られたのは仏マルセイユ(Marseille)を拠点にする海上輸送グループが所有する帆船「ポナン(Ponant)」号(850トン)。身代金などの要求はまだなく、フランス政府は犯人側からの連絡を待つと同時に対海賊緊急作戦の準備を進めている。

 プントランド政府高官によると、海賊は「プントランド沿岸エイル(Eyl)に向かっているが、アクセスが困難なため船の追跡はできない」としている。

 ポナン号は高度の監視能力を備えており、船の上空にヘリコプターも飛んでいたにもかかわらず乗っ取られた。ポナン号からの通信は途絶えている。

 エルベ・モラン(Herve Morin)国防相は海賊は約10人で、一方の乗組員は20人ほどがフランス国籍で残り約10人はウクライナ国籍だとした。乗客はいなかった。

 仏軍基地はジブチ周辺の外国軍基地としては最大で、米国主導の多国籍軍CTF150とともに高度な監視が可能。仏軍広報によると両部隊が事態の展開を追っているという。

 ポナン号は今月21、22日にエジプト・アレクサンドリア(Alexandria)-マルタのバレッタ(Valletta)間のクルーズを予定していた。3本のマストを備えた同船には船室34室、4つのデッキとラウンジ、バー、レストランがある。(c)AFP
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