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ボトル入り飲料水にハエの死がい混入、精神的苦痛で慰謝料請求

  • 2008年03月20日 10:26 発信地:オタワ/カナダ
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フランスのパリ(Paris)近くで撮影したハエ(2006年9月15日撮影)。(c)AFP/CHRISTIAN PUYGRENIER

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【3月20日 AFP】カナダ・オンタリオ(Ontario)州の男性が、ボトル入り飲料水にハエの死がいが混入していたことから精神的苦痛を受け、性生活から美容院経営、また入浴さえも困難になったとして最高裁判所に訴えを起こしている。

 この男性は同州ウィンザー(Windsor)に住むWaddah Mustaphaさん。裁判所文書によると、Mustaphaさん夫妻は2001年11月、自宅に配達された未開封のボトル入り飲料水にハエ1匹ともう半分の死がいが入っているのを見つけたという。

 夫妻はその飲料水を飲まなかったが、飲料水にハエの死がいが混入していたのを発見したことが原因で、重度のうつ病、不安神経症、特定恐怖症、妄想に苦しむようになったという。

 Mustaphaさんは公営カナダ放送協会(CBC)とのインタビューで、「ハエは道路脇のフンやネズミの死がいにたかり、最後に水に行きつくことを、みんなが知っている。これは公衆衛生上の問題だ」と訴えた。

 一審では、Mustaphaさんの反応は「客観的にみて異様」としたものの、ボトル入り飲料水は本来、清潔でなければならず、従ってその中に虫が浮いているのを見て精神的苦痛を受けるのは予見できたと判断。飲料製造業者は2005年、Mustaphaさんに慰謝料34万1775ドル(約3380万円)を支払うよう命じられたが、1年後の控訴審では判決が覆された。

 最高裁では今週、一審判決の復活を求める口頭弁論が行われた。判決は数か月以内に下される。(c)AFP

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