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リヒテンシュタイン巨額脱税事件、独当局への情報提供者が国際指名手配に

  • 2008年03月13日 07:37 発信地:ファドゥーツ/リヒテンシュタイン
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リヒテンシュタインを舞台にした国際的な巨額脱税事件で、ドイツの情報機関に顧客情報を売り渡したとして国際指名手配されたリヒテンシュタイン国籍でLGT銀行(LGT Bank)の元行員、Heinrich Kieber容疑者(2008年3月12日提供)。(c)AFP/LIECHTENSTEIN POLICE

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【3月13日 AFP】(写真追加)「タックスヘイブン(租税回避地)」として知られるリヒテンシュタインを舞台にした国際的な巨額脱税事件で、同国の警察当局は12日、ドイツの情報機関に顧客情報を売り渡したとして、元銀行員に対する国際逮捕状を発行したことを明らかにした。

 警察当局がウェブサイト上で発表した声明によると、国際指名手配されたのは、リヒテンシュタイン国籍で、LGT銀行(LGT Bank)の元行員、Heinrich Kieber容疑者(42)。同容疑者が売り渡した顧客情報がきっかけとなり、ドイツで大規模な脱税捜査が開始され、その後、米国やオーストラリア当局も加わる国際的な脱税事件捜査に発展している。

 リヒテンシュタイン当局は、すでに窃盗の容疑で同容疑者の捜査を開始しており、眼鏡をかけ後退した頭髪を短く刈り込んだ、同容疑者の手配写真を公開している。

 警察当局は、「報道によると、Kieber容疑者は独情報機関によって、新たな身分と旅券の提供を受けている」としている。

 独政府は前月、同国史上最大規模となった脱税事件の捜査のきっかけとなった銀行データを入手するために、情報提供者に400万ユーロ(約6億3000万円)以上を支払ったことを認めた。

 独週刊誌によると、Kieber容疑者は独情報機関に対し、自身の身元が明かされたことを非難し、南アフリカに移住できるよう新たな身分を提供するように求めた。だが、この要求は情報機関側に拒否されたという。(c)AFP

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