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1000遺体から臓器を摘出、「ホラームービー事件」公判開始へ

  • 2008年02月20日 16:37 発信地:ニューヨーク/米国
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図は、人体の摘出可能部位。(c)AFP

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【2月20日 AFP】1000体を超える遺体から臓器を違法に摘出・販売し、窃盗や違法解剖などの罪に問われている元歯科医師らの初公判が20日にニューヨーク(New York)で始まる。遺体には、BBCのベテラン記者アリステア・クック(Alistair Cooke)氏のものも含まれ、事件は「チープ・ホラー・ムービー」と呼ばれている。

 ニュージャージー(New Jersey)州で移植医療向け臓器販売会社を経営していたMichael Mastromarino被告ら4人は2006年、5年にわたり臓器提供に同意していない1077人の遺体から臓器や骨を摘出していた罪で起訴された。被告らはこれらの臓器を移植業者に売って数百万ドルの利益をあげたとされる。4人はいずれも無罪を主張している。

 訴状によると、4人は葬式時に怪しまれないよう、臓器を取り出した遺体の中にパイプや手袋、エプロンなどの物的証拠を詰め込み、縫い合わせていた。また、死亡証明書のほか臓器提供同意書を偽造し、臓器提供における制限事項にあわせて年齢や健康状態を書き換えていた。

 2004年ニューヨークで死亡したクック氏の場合は、肺ガンのため95歳で死亡したにもかかわらず、臓器は「健康、心臓病で死亡、85歳」と登録されていた。

 遺体1体から摘出される臓器の価格は、平均25万ドル(約2700万円)だという。(c)AFP

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