【2月19日 AFP】韓国で、家主の飼っていたイヌを調理したとして男が拘束された。男は容疑を認め、仕事も金もなく、空腹だったため犯行に及んだと供述している。19日、警察が発表した。

 ソウル(Seoul)の鍾路(Jongno)区の低所得者層が多く住む地域で18日、ワンルームマンションの部屋から煙が上がっているのを発見した近所の住民が消防に通報し、駆けつけた消防隊員が警察に連絡した。

 聯合(Yonhap)ニュースによると、男は家主がトイレに行っている間にイヌを自室に連れ込んで殺害、死がいを加熱している際に火が衣服に燃え移ったという。事件当時男は酔っていたとされる。

 この男はイヌを盗んだ容疑で取り調べを受けている。殺害されたイヌの種類はチワワだったという。(c)AFP