関連情報米国防機密情報漏えい
米サウスカロライナ(South Carolina)州チャールストン空軍基地(Charleston Air Force Base)に所属する軍用輸送機C-17 Globemaster III(2000年5月9日撮影)。(c)AFP/USAF/Staff Sergeant Sean M.Worrell
【2月12日 AFP】米司法省は11日、スペースシャトル関連情報など米国の防衛機密事項を盗み、中国に渡した2件のスパイ行為の疑いで4人を逮捕したことを明らかにした。
司法省の声明によると、逮捕されたのはルイジアナ(Louisiana)州ニューオリンズ(New Orleans)在住のTai Shen Kuo(58)、Yu Xin Kang(33)の両容疑者、バージニア(Virginia)州アレクサンドリア(Alexandria)在住のGregg William Bergersen(51)容疑者の3人。
また、スペースシャトルの機密情報などボーイング(Boeing)の取引情報を盗み中国側に漏らした疑いで、ボーイングの元技術者でカリフォルニア(California)州オレンジ(Orange)郡在住のDongfan Greg Chung(72)容疑者が逮捕された。
司法省によると、Kuo容疑者は中国当局者からの指示で、国防総省に勤務するBergersen容疑者から防衛上の機密情報を受け取っていた疑いを持たれている。また、中国系米国人のKang容疑者は、Kuo容疑者と中国当局者の「パイプ役」を果たしていたとされる。
外国政府への国防機密漏えい罪で有罪判決が下されれば、2人は終身刑を言い渡される可能性がある。
バージニア州アーリントン(Arlington)の米国防安全保障協力局(US Defense Security Cooperation Agency、DSCA)に勤務するBergersen容疑者は、情報へのアクセスを許可されていない人物に防衛情報を漏らした罪で最長10年の禁固刑に処される可能性がある。
中国系米国人のChung容疑者は、ボーイング在職中および防衛関係の請負業者Rockwell勤務中に、スペースシャトル、C-17軍用輸送機、デルタ4ロケットに関連する機密事項を盗むなど8件の産業スパイ容疑など計14件の疑いを持たれている。有罪となれば最長15年の禁固刑および50万ドル(約5300万円)の罰金が言い渡される可能性がある。
Chung容疑者は1979年から中国の航空業界関係者の情報収集の指示を受けていたとみられている。(c)AFP




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