関連情報ソジェン巨額損失事件
フランス・パリ(Paris)の担当弁護士のオフィスでインタビューに応じた、不正取引により49億ユーロ(約7600億円)の巨額損失を計上した仏銀大手ソシエテ・ジェネラル(Societe Generale、ソジェン)の元トレーダー、ジェローム・ケルビエル(Jerome Kerviel)氏(2008年2月5日撮影)。(c)AFP/MARTIN BUREAU
【2月7日 AFP】トレーダーの不正取引により仏銀大手ソシエテ・ジェネラル(Societe Generale、ソジェン)が49億ユーロ(約7600億円)の巨額損失を計上した問題で、不正を行ったとされるジェローム・ケルビエル(Jerome Kerviel)氏が5日、AFPとの損失発覚後初となる単独インタビューに応じた。
ケルビエル氏は、「わたしはソジェンから(1人で責任を背負わされるために)指名された。わたしにももちろん責任はあるが、ソジェンのスケープゴートにされるつもりはない」と語った。また、この問題における自身の役割に関する報道を「非常に耐え難い」としながら、現在の心境について、悲観的になってはいないと述べ前向きな姿勢を強調した。
一方、フランス銀行(Banque de France、仏中央銀行)のクリスチャン・ノワイエ(Christian Noyer)総裁は同日、国会議員との会合の中で、ケルビエル氏が運用していたポジション(持ち高)は、同行の資本を考えると、「致命的な損失」を与えかねない大きさだったと語った。
さらに、ノワイエ総裁は、前月19日と20日に把握していた損失の詳細について政府への報告を遅らせていたことに関し、より広範な影響を与えかねない、問題の拡大を避けるためだったと説明した。
この巨額損失事件により、ソジェンは合併の対象になっているとのうわさが流れ、議会で公聴会まで開かれることとなった。さらに、ソジェンのリスク管理能力に向けられた疑惑の目は、他行にまで拡大している。(c)AFP
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