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米国で主流の「薬物注射による」死刑、その方法と問題点

  • 2008年01月07日 13:37 発信地:ワシントンD.C./米国
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米カリフォルニア(California)州サンクエンティン(San Quentin)刑務所内の死刑執行部屋(撮影日不明)。(c)AFP/CALIFORNIA DEPARTMENT OF CORRECTIONS

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【1月7日 AFP】米国で薬物注射による死刑が初めて執行されたのは1982年。以来、全米での死刑執行の8割が薬物注射による。

 2007年に死刑を執行された42人のうちほとんどが薬物注射によるものだった。このうちテキサス(Texas)州は全体の3分の2に当たる。

 薬物注射の方法は連邦法で定められていないが、通常は3種類の薬剤を静脈注射する。まずペントタールナトリウムで意識を失わせ、次に臭化パンクロニウムで心臓以外の筋肉を弛緩(しかん)させ、最後に塩化カリウムで心臓を停止させる。

 だが死刑反対論者は、看守が麻酔薬の投与に慣れていないことを指摘する。これは、死刑囚が静脈注射による麻薬常用者の場合、さらに難しくなる。

 また、ペントタールナトリウムの効果は長続きしないため、死刑囚が完全に意識を失っていない可能性もある。死刑囚に意識があり極度の苦しみを味わっていたとしても、2番目に投与される薬剤により筋肉がまひしているため、それを付添人に知らせることができないと反対論者は主張する。

 なお臭化パンクロニウムは、非常に苦痛を伴うため、ペットの安楽死には使用を禁止されている。

 全米で死刑を執行している38州のうち20州が薬物注射を採用している。残りの18州は、電気いす、ガス室、銃殺、絞首刑などのなかから死刑囚が選択できる。(c)AFP

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