2007年12月20日、北アイルランドのベルファスト(Belfast)刑事法院で、1998年に同国西部オマ(Omagh)で起きた爆弾テロで家族が犠牲になった遺族。(c)AFP/Peter MUHLY
【12月21日 AFP】(一部修正)北アイルランド西部オマ(Omagh)で1998年8月15日に起きた爆弾テロで、29人を殺害した罪に問われていた電気工ショーン・ホーイ(Sean Hoey)被告(38)の公判で、ベルファスト(Belfast)刑事法院は20日、全訴因について無罪を言い渡した。
同被告はオマの車両爆弾テロに関連し、殺人で29件、殺人の共謀で5件、爆破の共謀で4件、爆破で6件、爆弾所持で12件の計56件の罪で起訴されていたが、すべての起訴事実を否認していた。
テロは、英国からの分離を求めるカトリック系住民と英統治の存続を望むプロテスタントとの数十年間にもおよぶ紛争解決のための和平案に反発したカトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)の犯行によるものだった。
検察側は、ホーイ被告が爆弾を作った実行犯だと主張。裁判では、テロに結びつく証拠として提出された、DNA鑑定の結果が焦点になった。
一方、弁護側は、検察側の証拠は信用性が薄いと反論。警察の証言や鑑定結果は完全な証拠ではなく誇張されたものだと主張した。なお、同被告は公判で証言は行わなかった。(c)AFP/Peter Muhly
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