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ソマリア沖のタンカー乗っ取り事件、海賊が身代金約1億円を要求

  • 2007年12月10日 21:14 発信地:ナイロビ/ケニア
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2007年12月2日にソマリア沖で海賊から解放されたコモロ船籍の貨物船MV Al Marjan(撮影日不明、米海軍提供)(c)AFP/US NAVY/Michael Junge

【12月10日 AFP】ソマリア北東部沖で日本の会社が運行するタンカーが海賊に乗っ取られた事件で、国連(UN)は10日、海賊は身代金100万ドル(約1億円)を要求しており、支払われない場合は乗組員の殺害をほのめかしていることを明らかにした。

 このタンカー「ゴールデン・ノリ(Golden Nori)」はベンジン数万トンを積載しシンガポールからイスラエルへ向かう途中10月28日にソマリア沖で海賊に乗っ取られた。事件当時、船にはミャンマー、フィリピン、韓国国籍の乗組員23人が乗っていた。

 国連の人道問題調整部(Office for the Coordination of Humanitarian AffairsOCHA)事務局は声明で「海賊は身代金として米ドルで100万ドルを要求しており、身代金が支払われなければ乗組員を殺すと警告している。また、(ソマリアの半自治区)プントランド(Puntland)当局は海賊に対し抵抗せず投降するよう呼びかけている」と述べた。

 船はボサソ(Bosaso)港沖数海里に停泊しており、海賊との交渉を続けているプントランド当局は同港に民兵組織を派遣している。米海軍2隻もタンカーへの補給を阻止し、海賊が船を放棄するのを待っている。

 2週間前にコモロ船籍貨物船が解放されており、ソマリア沖で海賊に今も乗っ取られているのはゴールデン・ノリだけとなった。

「アフリカの角」と呼ばれるこの地域周辺の海では、米軍主導の多国籍部隊が対海賊作戦を実施している。(c)AFP

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