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ロシア美術館、展覧会をめぐる発言で文相を訴える

  • 2007年11月23日 01:44 発信地:モスクワ/ロシア
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モスクワ(Moscow)郊外の公園で開催された「第1回モスクワビエンナーレ(Moscow Biennale of Contemporary Art)」で展示された写真作品『Kissing Policemen』(2005年1月31日撮影)。(c)AFP/MLADEN ANTONOV

【11月23日 AFP】ロシアのトレチャコフ美術館(Tretyakov Gallery)館長は21日、警察官2人がキスをしている写真などを展示した展覧会に関するアレクサンドル・ソコロフ(Alexander Sokolov)文化情報相の発言をめぐり、同相に対し訴訟を起こしていることを明らかにした。

 同美術館のValentin Rodionov館長は、ソコロフ文化情報相が、現在フランス・パリ(Paris)の美術館「Maison Rouge」で開催されている旧ソ連時代の美術運動「ソッツ・アート(Sots-Art)」の展覧会について、「ポルノ」であり堕落していると酷評し、トレチャコフ美術館を公然と攻撃したと主張。

 また、「同相はとりわけ、われわれが不正に関与していると非難することでトレチャコフ美術館を攻撃した」と語り、19日に同相を相手に訴えを起こしたことを明らかにした。

 ソコロフ文相は10月、この展覧会を「ロシアの恥」と発言し、特に制服を着た2人の警察官がキスをしている写真『Kissing Policemen』を引き合いに出してポルノと評し、この作品の展示を許可しなかった。

 同相はまた、トレチャコフ美術館が私設ギャラリーと不正取引きを行い、ギャラリーが所有する作品を展示作品に含めて価格をつり上げようとしたとして、「不正以外の何ものでもない」と非難した。

 ソッツ・アートは、旧ソ連で1970年代以降ひそかに展開された美術運動。展覧会には約160点が出品されており、2008年1月20日まで公開される。(c)AFP
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