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旧ポル・ポト政権幹部、初出廷で釈放を要求

  • 2007年11月20日 23:40 発信地:プノンペン/カンボジア
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2007年11月20日、カンボジアの首都プノンペン(Phnom Penh)郊外のカンボジア特別法廷(ECCC)で、元政治犯収容所長のカン・ケク・イウ(Kang Kek Ieu)被告の審理を傍聴するため並んだ僧侶ら。(c)AFP/TANG CHHIN SOTHY

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【11月20日 AFP】旧ポル・ポト(Pol Pot)政権時代の大量虐殺を裁くカンボジア特別法廷(Extraordinary Chambers in the Courts of CambodiaECCC)に20日、元政治犯収容所長のカン・ケク・イウ(Kang Kek Ieu、65)被告(通称ドッチ、Duch)が初出廷した。

 この日は同被告の公判前拘束に対する異議申し立てについて審理が行われた。被告は7月の特別法廷による逮捕以前、1999年に政府により逮捕され、以来、軍刑務所に収監されている。弁護側は、このまま拘束が続けば国際法に違反すると主張して、被告の釈放を要求した。

 特別法廷が前年設置されて以来、公開審理が開かれるのは初めてで、ポル・ポト政権時代の虐殺行為と向き合おうとする同国にとって、大きな節目になると受け止められている。

 約50メートル離れた拘置施設から防弾車両に乗せられ、厳重な警戒の中で到着したカン・ケク・イウ被告は、入廷する姿をとらえようと十数人のカメラマンが詰めかける中、99年の逮捕以来初めて公の場に姿を見せた。こざっぱりした白いシャツを身に着け、硬い表情ながら健康状態は良好で、足早に椅子に向かって弁護人とともに着席した。

 裁判官に氏名と経歴を問われると、起立して祈るようなしぐさで手を合わせ、「既に8年6か月と10日の間、裁判にかけられることなく不当拘束されていたため、異議申し立てをしました」と穏やかな声で答えた。

 これに対して検察側は、釈放は混乱を引き起こし、同被告が裁きを免れようとする恐れがあると反論した。

 カン・ケク・イウ被告は1975年から79年のポル・ポト政権時代に1万6000人の拷問と殺害にかかわったとして7月に特別法廷に拘束され、人道に対する罪に問われている。公判開始は来年になる見通し。(c)AFP/Suy Se 

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