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メイプルソープ男性ヌード写真集輸入禁止の二審判決、見直しか

  • 2007年11月19日 09:26 発信地:東京
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2005年6月29日、ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)で行われたファッションショーに登場したZoompの新作を身につけた男性モデル。(c)AFP/Mauricio Lima

【11月19日 AFP】出版社アップリンク(Uplink)の浅井隆(Takashi Asai)社長が日本国内で出版済みだった米写真家ロバート・メイプルソープ氏写真集を米国からの持ち込むことを禁止された件について、同社長が国側に禁止処分の取り消しなどを求めた訴訟の上告審で、最高裁は口頭弁論を2008年1月22日に開くことを決定した。

 アップリンクは1994年、米国の写真家、故ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)氏が男性器を撮影した写真集を国内で出版。1999年、浅井氏はこの写真集を持って渡米し帰国したが、その際、税関でわいせつ物にあたるとして持ち込みを禁止された。

 同件について、一審の東京地方裁判所は持ち込み禁止の取り消しを認め、政府に70万円の賠償を命じた。しかし二審の東京高等裁判所は一審の請求を退けた。

 最高裁は1999年、同様のケースで原告敗訴の判決を下している。

 浅井氏は、同写真集が持ち込み禁止にもかかわらず、日本で出版されたすべての書物を所蔵する国立国会図書館(National Diet Library)にも置いてあることを指摘。国内で5年前に出版されている本の持ち込みを禁止するという政府の決定が理解できない、としている。

 日本国内では、わいせつな写真や文書は個人の利用に限り、合法で入手できる。しかし風俗や公衆道徳に関する法律により、明確な男性器を描写したものは輸入を禁止されており、検閲が税関職員の判断に任せられるためしばしば問題となっている。(c)AFP
 
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