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米連邦最高裁、薬物注射による死刑執行の違憲審理へ

  • 2007年09月26日 06:04 発信地:ワシントンD.C./米国
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米カリフォルニア(California)州サン・クエンティン刑務所(San Quentin Prison)の死刑執行室(撮影日不明)。(c)AFP/CALIFORNIA DEPARTMENT OF CORRECTIONS

【9月26日 AFP】米連邦最高裁判所は25日、米国で行われるほぼすべての死刑執行に使用される薬物注射の違憲審理を行うと発表した。

 連邦最高裁は、ケンタッキー(Kentucky)州で死刑判決を受けた男性2人の死刑執行について検討する。

 現在、米国内では薬物注射による死刑執行について論争が巻き起こっており、この処刑方法は時間を要し苦痛を伴うため、米憲法で禁止されている「残酷で異常な刑罰」にあたると主張する意見もある。

 今年はこれまで、米国内では41人に対し死刑が執行されたが、うち40件で薬物注射が、残る1件では電気椅子が使用された。2006年は、53件の死刑執行のうち、1件を除くすべてのケースで薬物注射が使用されている。

 薬物注射による死刑執行では、鎮痛剤、麻酔薬、心停止剤の3種類の薬物が死刑囚に投与されるが、薬物投与に関する国家基準はなく、また常に医療専門家が投与するわけではない。死刑囚が落ち着いて見えても、研究や処刑の失敗例から、実際に死亡するまでには長時間を要し、ひどい苦痛を伴うことが知られている。

 連邦最高裁は近年、薬物注射による死刑執行に関して提起された訴訟については訴えを棄却したが、2008年早々にも審理を開始するものとみられる。(c)AFP
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