フランス・パリ郊外のヌイイ(Neuilly)にある、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領が1997年に購入して2006年11月まで所有していたマンションの建物(2007年1月18日撮影)。(c)AFP/MARTIN BUREAU
【9月19日 AFP】フランスの司法当局は18日、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が1997年に市場価格より大幅に安くマンションを購入した際の売買条件に関して、検察当局による予備捜査が開始されたことを明らかにした。
問題の物件は、サルコジ大統領が当時市長を務めていたパリ郊外の高級住宅地ヌイイ(Neuilly)にあり、同大統領は購入に際して、不動産業者Lasserreから少なくとも30万ユーロ(約4860万円)の割引を受けたと報じられている。
こうした疑惑は、週刊紙カナール・アンシェネ(Canard Enchaine)が今年2月に報じていた。司法当局は、パリ郊外のナンテール(Nanterre)の検察がすでに予備捜査を開始していることを明らかにした。
大統領の報道官は、AFPの取材に対し「ノーコメント」としている。
サルコジ大統領は、大統領選を数か月後に控えた2月、こうした報道が「人を傷つける大げさなもの。大統領選を前に誹謗中傷を狙ったものだ」と反発していた。
カナール・アンシェネ紙は、1997年に売却された同じ建物内の居室の売買記録との照合により「30万ユーロの割引」は明らかだとしている。
問題のマンションは2006年11月に、購入価格87万5000ユーロ(約1億4200万円)の約2倍の約190万ユーロ(約3億円)で売却されている。(c)AFP
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