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FBI「10大最重要指名手配犯」の教祖、公判で罪状を否認

  • 2007年09月14日 20:09 発信地:ソルトレークシティー/米国
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2007年9月13日、ユタ(Utah)州St. Georgeの裁判所で、弁護士を見つめるウォレン・ジェフス(Warren Jeffs)容疑者。(c)AFP/Douglas C. Pizac

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【9月14日 AFP】モルモン教の分派教団で一夫多妻制を掲げる「末日聖徒イエス・キリスト教会原理派(Fundamentalist Church of Jesus Christ of Latter Day SaintsFLDS)」の教祖で、2件の婦女暴行ほう助などの罪に問われているウォレン・ジェフス(Warren Jeffs)容疑者(51)の公判が13日、ユタ(Utah)州Saint Georgeの裁判所で開かれた。

 同容疑者は信者の14歳の少女に対し、いとことの結婚と性行為を強要した罪に問われているが、いずれの容疑についても否認した。

 予備審問では証人のティーンエイジャーの少女が、19歳のいとこと結婚させられることを知りひどく混乱したと証言した。

 13日の公判で検察官が陪審員に語ったところによると、ジェフス容疑者は結婚を拒否した少女に対し、「あなたの魂はこれまで間違った場所にあった」「あなたは前に進み、子を産む義務がある」と結婚を強要した。

 これに対してジェフス容疑者の弁護人は、同容疑者の言葉は宗教的指導者として一般的な助言を与えたものに過ぎないと反論。「子を産む義務がある」の部分が聖書の「産めよ、増えよ、地に満ちよ」の引用であることを示唆した。

 ユタ州の法律では、相手の同意を得ず「意図的に、故意に、あるいは力づくで」性交渉を強要した場合、婦女暴行ほう助罪に問われる。有罪の場合、終身刑を含む5年以上の懲役が科せられる。

 モルモン教会の正式名称は「末日聖徒イエス・キリスト教会(Mormon Latter-Day Saints)」で、FLDSは一夫多妻制をめぐる見解の違いから100年以上前に分離した。

 一夫多妻制(重婚)は今回の裁判の争点ではない。しかし重婚はモルモン教の教義に反し、米国内では違法である。そのためジェフス容疑者の信者らは、今回の裁判は教団の一夫多妻制を裁こうとするものだと主張している。

 米連邦捜査局(FBI)の「10大重要指名手配犯リスト」に名を連ねたジェフス容疑者は、2006年8月にラスベガス(Las Vegas)郊外で逮捕された。(c)AFP
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