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北朝鮮、外国人スパイと協力者を逮捕と発表

  • 2007年09月06日 00:35 発信地:平壌/北朝鮮
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2003年3月26日、北朝鮮と韓国の国境、板門店(Panmunjom)の非武装地帯(DMZ)の北朝鮮兵士(中央)と韓国軍兵士。(c)AFP/KIM JAE-HWAN

【9月6日 AFP】北朝鮮当局は5日、他国のために北朝鮮の軍事・国家情報を収集していた複数の人物を逮捕したと発表した。逮捕された人物らの身元や情報提供先の国については明らかにされていない。

 朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮の治安機関である国家安全保衛部が、外国情報機関の要員と国内の協力者らを逮捕した。

 情報要員は外国の実業家として北朝鮮国内に滞在し、同国の主要軍事基地の写真撮影や周辺の地図作成、軍事および国家機密の情報収集などを課されていたという。

 国内の協力者らは、金銭による買収や性的関係、脅迫などの手段により、二重スパイに仕立て上げられたとしている。「対諜報活動に従事する北朝鮮の情報要員がグループを綿密に観察していた。衛星利用測位システム(GPS)など偵察活動用機器をスパイが協力者らに渡している現場で、一網打尽にした」という。

 KCNAの報道ではさらに、「自由や民主主義に関する思想を北朝鮮の中心人物たちに広め、亡命を促進すること」も、同グループの任務に含まれていたと伝えている。

 中国新華社(Xinhua)通信によると、国家安全保衛部のLi Su-Gil広報担当官は同日、北朝鮮の首都平壌(Pyongyang)での会見で、偵察活動をしていた不特定数の外国人を拘束したと発表。また、容疑者らを支援していたとみられる北朝鮮人数名の拘束も発表し、「北朝鮮の法の下で裁きを受けるだろう」と述べたという。

 同広報担当はまた、北朝鮮と他国の外交関係は最近改善しているにもかかわらず、 同国に対する情報活動は活発になっていると述べ、「朝鮮半島情勢における緊張は表面上では緩和したかのように見えているが、実際には敵対勢力は北朝鮮に対する諜報活動を強化している。国民、治安機関ともに厳しく警戒していく必要がある」と語った。

 また、そうした勢力の目的は「北朝鮮に神経戦を仕掛け、社会主義に基づく現政権を転覆させることだ」と非難も表した。

 グループの使用していた偵察用機器はGPSのほか、デジタルカメラやピンホール・カメラなど多岐に及んでいたという。新華社によると、会見では押収された機器の映像も公開され、時計を模した衛星通信機器や、花瓶に仕込んだ盗聴器などが含まれていたという。(c)AFP
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