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旧アブグレイブ刑務所における虐待、米軍中佐の軍法会議始まる

  • 2007年08月21日 02:08 発信地:ワシントンD.C./米国
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  • イラク・アブグレイブ刑務所の捕虜虐待問題
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イラクのバグダッド西部のアブグレイブ(Abu Ghraib)刑務所で警備にあたる米軍兵士。(2004年3月23日撮影)。(c)AFP/Nicolas ASFOURI

【8月21日 AFP】イラクの旧アブグレイブ(Abu Ghraib)刑務所におけるイラク人虐待事件で、収容者を虐待したとして罪に問われているスティーブン・ジョーダン(Steven Jordan)陸軍中佐に対する軍法会議が20日、メリーランド(Maryland)州のフォートミード(Fort Meade)で開始された。ジョーダン中佐は本事件で起訴された唯一の高級将校。

 同刑務所においてイラク人の収容者が警備の兵士によって虐待されている衝撃的な写真が明るみに出てから3年以上がたつ。この事件に関して裁判で有罪となった米軍兵士は数人だけで、ジョーダン中佐以外には軍や軍以外の関係機関の高官は裁判にかけられていない。

 収容者に対するさまざまな虐待が発覚したことで、2001年9月11日の同時多発テロによって生み出された米国に対する世界の同情は、水を差されることとなった。2006年にはジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が、この事件は米政府がイラクで犯した最大の過ちだと認めた。

 事件に関しては11人の兵士だけが有罪判決を受け、数時間の社会奉仕活動から10年の服役までの刑を言い渡されている。兵士たちのほとんどは、命令に従っただけだと述べている。

 当時イラクの捕虜収容所を管理していたJanis Karpinski元准将は、降格処分を受けたが軍法会議にかけられることはなかった。同元准将は2005年に出版した本の中で、アブグレイブ刑務所における虐待事件の原因は「矛盾した命令と、現地の軍司令官から政府首脳にまでおよぶ混乱した基準」だと述べている。(c)AFP/Fanny Carrier

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