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豪ハワード首相、英連続テロ未遂で不起訴の医師に「謝罪しない」

  • 2007年07月30日 21:18 発信地:シドニー/オーストリア
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2007年7月29日、インドのバンガロール(Bangalore)に到着後、自宅に向かうモハメド・ハニーフ(Mohamed Haneef)医師(中央)。(c)AFP/Dibyangshu SARKAR

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【7月30日 AFP】6月に英国で発生した連続テロ未遂事件に関与したとして、オーストラリアで逮捕されたインド国籍のモハメド・ハニーフ(Mohamed Haneef)医師(27)が不起訴となった件について、ジョン・ハワード(John Howard)豪首相は29日、同医師に対して謝罪する意思がないことを明らかにした。また、豪捜査当局の不手際に対する調査を求める声が高まる中、調査への要請を退けた。

オーストラリアの病院に勤務していたハニーフ医師は、容疑を受けて逮捕され、3週間以上にわたり勾留された後、証拠不十分で27日に不起訴となった。

 大幅に強化された同国の新対テロ法に初めて基づいた捜査について、ハワード首相はシドニーで記者団に対し、政府の手続きの正当性を主張した。「オーストラリア政府はハニーフ医師に対して謝罪しない」とし、テロを未然に防ごうとすれば間違いが起こることもあり、「謝罪より安全が重要だ」と語った。

さらに、「ハニーフ医師は犠牲になったわけではないし、反テロ法の下で行われた捜査が結果として間違っていたことで、オーストラリアの国際的評価が害されることもない」と述べた。

 同首相はまた、ケビン・アンドルーズ(Kevin Andrews)移民・市民権相が、ハニーフ医師の逮捕、勾留に関連して同医師の就労ビザを取り消す決定を下したことについても、支持する姿勢を示した。

ハニーフ医師は30日にインドに帰国後、豪当局による就労ビザ取り消しも含め、一連の経験によって精神的に痛手を負ったと語り、「私は豪州当局の犠牲となった」と訴えた。(c)AFP

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