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イスラム教徒女性が「法廷侮辱罪」で逮捕された理由

  • 2007年07月10日 13:37 発信地:ロンドン/英国
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チュニス(Tunis)で、イスラム教のスカーフ「ヒジャブ」を身につけたチュニジア人の女性(2006年12月12日撮影)。(c)AFP/FETHI BELAID

【7月10日 AFP】英国でイスラム教徒の女性陪審員が、法廷侮辱の容疑で逮捕された。裁判中、「ヒジャブ」と呼ばれるイスラム教のスカーフの下に小型携帯音楽プレーヤーを隠し、音楽を聴いていたことが明らかになったため。警察当局が9日に明らかにした。

 年金生活者の男性が50年以上連れ添った妻を撲殺した罪に問われた事件の裁判中のできごとで、隣に座った陪審員が気づいた。

 たびたび裁判に遅れて到着していたことから、この女性については、前日に検察側から陪審員の任を解くよう求められていた。そのときは要求を却下した判事だが、翌日に別の陪審員から、この女性が「弁護側の証人尋問の際に音楽を聴いていたようだ」というメモを受けとったため、「陪審員の不適切な行為」を警察に通報した。

「判事の指示にもとづき、この女性を法廷侮辱罪で逮捕した。(女性が陪審員として出廷していた)裁判の結審を受け、改めてこの問題を調査するよう、判事は要請している」とロンドン警視庁報道官は明らかにしている。

 法廷侮辱罪で有罪が確定すれば、この陪審員は無期懲役の判決を受ける可能性もあるという。検察官は「裁判中にイスラム教のスカーフに隠れて音楽を聴くなど前代未聞、有罪となった場合には実刑は免れないだろう」と述べている。

 なお、女性が陪審員として出廷していた裁判の被告は有罪判決を受けた。(c)AFP

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