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テロへの警戒を強める英国政府

  • 2007年07月01日 19:17 発信地:ロンドン/英国
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2007年6月30日、この日2度目の国家緊急治安特別閣議(COBRA)を終え、会場を出るジャッキー・スミス(Jacqui Smith)内相。(c)AFP/LEON NEAL

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【7月1日 AFP】新政権が発足したばかりの英国で、自動車爆弾を使ったテロ未遂事件が相次いで発覚した。2005年7月7日にロンドンで多数の犠牲者を出した自爆テロから間もなく2年。ブラウン首相の治安担当顧問に就任したロンドン警視庁のジョン・スティーブンズ(John Stevens)前警視総監は、イスラム武装勢力による英国攻撃の危険が「大幅に深刻化」していると指摘、アルカイダが仕掛ける攻撃再来の不安が同国で高まっている。

 就任直後にテロ未遂事件に見舞われたゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相は、6月30日に政府の国家緊急治安特別閣議(COBRA)を召集、警戒レベルを「クリティカル」に引き上げると決定した。「クリティカル」は5段階で最高の警戒レベルとなり、再び攻撃が起きる「切迫した」可能性があることを示す。

 ロンドンでは、特に何十万人もの人出が予想されるゲイパレードの開催を控え、通りで警察のパトロール要員を増やして警戒態勢を強化。テニス選手権が開かれているウィンブルドン(Wimbledon)では駐車場に入る全車両と来場者全員に対し、厳重なチェックが行われている。

 スティーブンズ治安担当顧問は1日、タブロイド週刊誌、ニュース・オブ・ザ・ワールド(News of the World)に寄稿し、「この週末に起きた爆弾攻撃は間違いなく、イスラム武装勢力がわが国に対し仕掛けている戦争が大幅に深刻化していることを示すものだ」と警告した。

 この中で同氏は、英国でアルカイダの影響力に相当の増大が見られると指摘。「7月7日のテロ(2005年7月7日にロンドンで起きた自爆テロ)でさえ恐ろしいものだったが、アルカイダは今や、バグダッドとバリで使った手口をわが国の街角に持ち込んでいる。事態は改善するどころかますます悪化するだろう」と予想。「確固たる証拠を挙げるのは難しいが、恐らく英国出身と見られるアルカイダの工作員らが、わが国の工作員を主導するためイラクおよびアフガニスタンにあるテロ訓練基地から戻ってきた疑いが強まっている」と言い添えている。(c)AFP
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