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ヒンズーの菜食メニュー、インドで刑務所が「人気」

  • 2007年06月23日 17:47 発信地:バンガロール/インド
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軽食を売るニューデリー(New Delhi)の露店(2007年2月22日撮影)。(c)AFP/Christophe ARCHAMBAULT

【6月21日 AFP】インド南部カルナタカ(Karnataka)州の州都バンガロール(Bangalore)の刑務所が、「質の高い食事」で「人気」を呼んでいる。服役中の受刑者は同刑務所から出たがらず、他所での受刑者らには「引っ越し」を望む者が後を絶たないという。

 21日付の地方紙バンガロール・ミラー(Bangalore Mirror)によると、同州のParappana Agrahara刑務所の収監者数は4700人と定員の2倍以上。短期受刑者らが保釈を拒否し、服役を選択するからだという。また、この刑務所に入りたいがために、年齢を高く偽る未成年犯罪者もいるという。

 同刑務所の「人気の秘密」は、ヒンズー宗派「クリシュナ意識国際協会(International Society for Krishna ConsciousnessISKCON)」が提供する「健康食」だ。

 俗に「ハレ・クリシュナ」の名で知られるヒンズー運動体であるISKCONは、同刑務所の委託を受け、5月21日から完全な菜食主義にのっとった食事の提供を開始した。昼食および夕食には、南インドの典型的なメニューである汁気の多い野菜や豆のカレー「サンバル」にご飯、バターミルク。祭日や「独立記念日」のような公休日以外にも、週に1回はデザートが付く。

 窃盗、強盗などにより30年間で20回の逮捕歴がある受刑者は、「ここにいれば1日に3回、おいしくて栄養のある食事を食べられる。外に行って罪を犯す必要なんてないね」と述べた。「牢の外に出たって、せっかく盗んだ品をわれわれから二束三文で買い取る質屋と、裁判費用をたかる弁護士、それに賄賂を集める警官たちを儲けさせるだけだ」。(c)AFP

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