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シエラレオネ国際戦犯法廷、「少年兵の強制徴集」で初の有罪判決

  • 2007年06月21日 11:13 発信地:フリータウン/シエラレオネ
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2006年4月3日、シエラレオネの首都フリータウン(Freetown)の国際戦犯法廷前を警備する国連平和維持部隊所属のモンゴル兵。(c)AFP/ISSOUF SANOGO

【6月21日 AFP】シエラレオネ内戦中の残虐行為を裁くシエラレオネ国際戦犯特別法廷(SCSL)は20日、人道に対する罪など14件で起訴されたブリマ(Alex Tamba Brima、35)、カマラ(Brima Bazzy Kamara、39)、カヌ(Santigie Borbor Kanu、42)の3被告に対し、殺人、性的虐待、少年兵の徴集など11件について有罪判決を下した。

「少年兵や性的奴隷とするため子どもを拉致する行為」が、国際法廷で有罪と判断されるのは、今回が初めて。

 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch)」は、世界中の紛争地で事実上野放しとなっている少年兵の強制徴集が「ついに処罰の対象となった」と述べ、同問題について軍指揮官らの責任を問う「画期的な1歩」だとのコメントを出した。

 同法廷は、オランダ・ハーグ(Hague)の国際刑事裁判所(International Criminal CourtICC)に特設されている。量刑審理は7月16日の予定。

 3被告は、1997年に軍事クーデターで政権を掌握したジョニー・ポール・コロマ(Johnny Paul Koroma)議長(当時)率いる反政府勢力「軍革命評議会(Armed Forces Revolutionary CouncilAFRC)」に所属していた。

 AFRCは、のちに反政府勢力「革命統一戦線(Revolutionary United FrontRUF)」とともに軍事政権を樹立したが、翌年に政権が崩壊すると、少年兵を使ったゲリラ戦を展開した。

 同じくシエラレオネ国際戦犯法廷に人道に対する罪などで起訴されているチャールズ・テーラー(Charles Taylor)リベリア元大統領(59)が、シエラレオネのダイヤモンド取引に関する利権と引き換えに、AFRCやRUFを支援していたとされる。
 
 12万人の犠牲が出た1991-2001年のシエラレオネ内戦では、3つの反政府勢力が少年兵数千人を徴集したといわれる。手足、耳、鼻などを切断されるという残虐行為の犠牲者は、数千人にのぼるという。(c)AFP/Rod MacJohnson

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