
【北京/中国 25日 AFP】胡錦濤(Hu Jintao)国家主席は、全国人民代表会議での物権法の採択を歓迎した。共産党機関誌が25に日伝えた。
私有財産の保護を目的とした物権法は圧倒的多数の支持を得たが、批判的な意見もあった。人民日報(People’s Daily)によると、胡国家主席は共産党幹部らの前で「中国の特質を生かした社会主義的法体制の形成に向けた重要な一歩。国の基本方針を法律によって実行に移す重要な動きだ」と物権法を評価した。
また、同法を研究し確実に施行することで、「より公正かつ開かれた市場の秩序」を作り出すよう幹部らに求めた。
党機関誌の一面に掲載された記事は、重要性の高い物権法を推進することで評価が上がることを示唆しており、同法への批判は減少しそうだ。
国有財産と私有財産の保護を保証する物権法は、3月に議会を通過するまで前例のない規模の議論を巻き起こした。審議は13年もの長期間にわたり行われ、常務委員会の審議は7回に及んだ。また、政府省庁から47件、一般国民から1万1500件の批判や提言が寄せられたほか、保守派らは「中国を資本主義に傾ける危険性がある」と強く批判していた。
写真は13日、上海(Shanghai)で開かれた不動産の展示会で住宅開発地の模型を眺める投資家。(c)AFP/Mark RALSTON
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