【キングストン/ジャマイカ 22日 AFP】警察当局は22日、クリケットのパキスタン代表監督、ボブ・ウールマー(Bob Woolmer)氏の死因について「絞殺」と発表した。

 ジャマイカ警察のKarl Angell広報官によると、「検視の結果、ウールマー監督の死因は絞殺による窒息と断定した」という。

 クリケットのワールドカップが開催されている現地では監督の死亡当日の18日に、すでに新聞2紙が「絞殺の可能性がある」と報じており、当局も死亡状況に不審な点があるとして調査を進めていた。

 ウールマー監督は18日、ホテルの部屋で意識不明で発見され、病院に運ばれたが間もなく死亡した。同監督率いるパキスタン代表は、17日に格下のアイルランドに敗北し、1次リーグ敗退が決まったばかりだった。

 写真は、生前のウールマー監督。(2006年8月24日撮影)(c)AFP/Max Nash