【ワシントンD.C./米国 17日 AFP】中央情報局(CIA)の元工作員バレリー・プレイム(Valerie Plame)氏は16日、米下院政府改革委員会(Committee on Oversight and Government Reform)で証言し、イラク大量破壊兵器に関する情報収集に当たっていた自身の身元を漏えいしたとして米政府を非難した。この疑惑をめぐっては、ホワイトハウス(White House)の元高官が有罪判決を受けている。
「情報機関のプロとして、CIAの情報活動が政治的陰謀に利用されたことに激しい怒りを感じる」(プレイム氏)。
2003年7月、元CIA工作員としてのプレイム氏の経歴を米国メディアが突然報道。情報源は匿名の政府関係者とされた。報道のタイミングは、プレイム氏の夫であるジョセフ・ウィルソン(Joseph Wilson)元大使が、イラク戦争を正当化するためイラクが保有する兵器をブッシュ政権が過大に見積もっているとジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領を批判した直後だった。
プレイム氏の身元漏えい事件についてウィルソン氏は、イラク戦争に反対する自身に対するブッシュ政権の報復だったと主張している。
写真は同日、政府改革委員会で宣誓するプレイム氏。(c)AFP/Paul J.Richards
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