写真は、5人が拘束された現場に残された車両。生々しい弾痕が見える(5日撮影)。(c)AFP/AARON MAASHO
【ロンドン/英国 14日 AFP】マーガレット・ベケット(Margaret Beckett)外相は13日、エチオピア国内で2週間前程に連れ去られ、行方不明となっていた英大使館員とその家族など5人の身柄が無事解放されたことを明らかにした。ただし、5人とともに行方不明となっていたガイドや運転手などのエチオピア人複数人については、いまだ無事が確認されていない。
ベケット外相によると、5人は同日、解放交渉に協力したエリトリア政府当局に引き渡され、現在は同国の首都アスマラ(Asmara)の英大使館で無事に保護されているという。情報は直ちに対象者の家族に伝えられた。
解放された5人は全員、エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)の英大使館員とその家族で、英国人の男性3人と女性2人。うち1人は仏国籍、別の1人は英・伊の二重国籍者であるという。
英国政府は今回の連れ去り事件について、エチオピア国内の反政府勢力の犯行と見て非難。また、エリトリア政府軍の兵士が事件に関与しているとの現地住民の証言もあったが、エリトリア情報省は、エチオピア・アファール(Afar)州の反政府勢力Afar Revolutionary Democratic Unity Frontによる犯行だったと発表している。
写真は、5人が拘束された現場に残された車両。生々しい弾痕が見える(5日撮影)。(c)AFP/AARON MAASHO