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故ダイアナ妃死亡事故の聴聞会、陪審員参加へ - 英国

  • 2007年03月03日 10:54 発信地:英国
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写真はウエストミンスター寺院(Westminster Abbey)付近の沿道で故ダイアナ妃の葬儀(1997年9月6日撮影)を待つ市民(1997年9月6日撮影)(c)AFP

【ロンドン/英国 3日 AFP】英国高等裁判所は2日、1997年に亡くなった故ダイアナ妃の死亡事故に関する調査結果の聴聞会に陪審員も参加させる判決を下した。当初は検視官1人で公聴会に臨む判決が下されていたが、故ダイアナ妃の交際相手ドディ・アルファイド(Dodi Al Fayed)氏の父親でエジプト人の富豪モハメド・アルファイド(Mohamed Al Fayed)氏は陪審員の出席を主張して控訴していた。

■チャールズ皇太子の出廷を訴えるアルファイド氏

 アルファイド氏はプレミアリーグのフルハム(Fulham)と高級デパート・八ロッズ(Harrods)のオーナー。同氏は今回の判決を「重要な1歩だ」と歓迎し、聴聞会に出席する陪審員12人の判決に従うと誓った。
 
 アルファイド氏は「すべての証拠を確認すれば、陪審員は私の信念をきっと認めてくれるだろう。なぜなら私は亡き息子の父親であり、何が起きているかを正確に知っている唯一の人間だからだ。私はダイアナさんが受けていた脅迫についても知っている」と語った。

 また、あらためてチャールズ皇太子の出廷を訴え、「彼らは殺害を命令した張本人であり、証言台に立つべきだ」と述べた。同氏は、「チャールズ皇太子とフィリップ王子こそギャングであり、殺人犯だ」と非難している。

■聴聞会に陪審員参加の判決

 Elizabeth Butler-Sloss検視官は1月、証拠を確認して妥当な判断を下せるのは検視官のみと主張して、聴聞会には自分1人で望むことを決めた。だが高等裁判所の裁判官3人は2日、故ダイアナ妃の事故は「国民の健康と安全を害する」状況で起きたとして、英国法に基づき、聴聞会は陪審員と共に行われなければならないとする判決を下した。

 またケイト・ミドルトン(Kate Middleton)さんとウィリアム王子の交際をめぐる過熱取材との類似点を強調。
 「パパラッチがダイアナ妃とドディ・アルファイド氏を追跡して起きたこのような事故が再び繰り返される恐れがある。有名人は狙われやすいが、回りにいる第三者をも危険にさらされる恐れがある」と指摘した。

 裁判官らは、英国王室の何者かがダイアナ妃とイスラム教徒との結婚を阻止しようと企てたとするアルファイドの主張が、陪審員に有利に働くだろうと主張。また Butler-Sloss検視官はアルファイド氏から激しい非難を浴びているものの、キャリア35年のButler-Sloss検視官がこの事件から降りる理由は何もないと強調した。

 写真はウエストミンスター寺院(Westminster Abbey)付近の沿道で故ダイアナ妃の葬儀(1997年9月6日撮影)を待つ市民(1997年9月6日撮影)(c)AFP
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