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鉄道爆破テロ事件の裁判開始、生存者や遺族らの苦悩続く - スペイン

  • 2007年02月16日 02:51 発信地:スペイン
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写真は同日、マドリードの裁判所で開始した公判の様子。複数の被告がガラスに囲まれた被告席に座っている。(c)AFP/JUANJO MARTIN

【マドリード/スペイン 16日 AFP】2004年にマドリードで発生した列車爆破テロ事件の被告29人に対する裁判が15日、同市で始まった。公判開始を受けて、国内史上最悪のテロとなった同事件の生存者や遺族らは悲しみを新たにしている。

 事件で娘(当時13歳)を亡くしたモロッコ国籍のDjamila Benselahさんは「二度と戻らない娘を思うと、悲しみが薄らぐことはない」と話し、「娘を殺害した犯人たちを見るのは辛い」と心情を打ち明けた。そして、「容疑者が有罪宣告を受けるよう望む」思いを語った。

 同テロ事件は2004年3月11日に発生、191人が死亡、およそ2000人が負傷し、負傷者の多くに身体的な後遺症が残った。混雑した通勤列車4両を狙った組織的な犯行で、2001年9月11日の米同時多発テロ事件以降に欧米諸国で発生した最悪のテロ事件。容疑者グループの大半はBenselahさんと同じく、スペインへのモロッコ人移民だった。

 公判開始により事件の記憶が呼び覚まされる生存者や遺族らの心理的なケアのため、裁判所には心理学者が派遣されている。

 写真は同日、マドリードの裁判所で開始した公判の様子。複数の被告がガラスに囲まれた被告席に座っている。(c)AFP/JUANJO MARTIN

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